決算業務は今からですが、細かい数字はさておきとして、大赤字です。これは頭が痛いです。
あくまでビジネスなので、それなりに利益が出てくれないと続けられません。来期はしっかりと利益をあげられるように頑張っていきたいと思っています。
反面、手ごたえは感じます。当社のようなサービスを必要としている人はいるものだな、と。今期はそう感じながらもなかなか手が回らなかった部分も多いので、来期はもっと広く求人側も求職側もお手伝いが出来るようになりたいです。
今期、いろいろな企業にお邪魔して障害者雇用のお話をさせていただきました。
当社でご紹介している人材は主に発達障害の方々なので、お話は発達障害(者)についてということになりますが、思うのは、やはり発達障害というのは分かりにくい障害だなということです。見えないですし、イメージしにくいですよね。これが車椅子が必要な障害ということであればイメージも湧きやすいのでしょうけれど。
逆にいくつもの勉強会の参加や障害者雇用の見学もさせていただき、それまで考えてもいなかった問題や工夫を知ったりもしました。なかなか分からないものです。
障害者雇用は(一般の雇用でも同じですが)雇用がゴールではなく、そこからが本番だと思います。ですから、雇用してからの工夫も大事だと思いますけれど、そのギャップが出来るだけ小さく済むように、当社としても直接の人材紹介の部分だけではなく、事前のお手伝いや雇用後のサポートに力を入れていきたいと思っています。
あと、発達障害に関する情報発信をしていきたいとずっと思っていたので、来期こそはこれにも手をつけたいです。
ところで当社の「優希」という社名、外資系企業をターゲットにしているにしては格好が悪い、もっとカタカナの、外人にも分かりやすい名前にしたら?と言われたこともありますが、私は「優」も「希」も、とても好きな漢字です。何かと生きにくい世の中ですが、優しさや希望というものを大事にして、多くの人が生きやすい幸せな社会になりますように。当社にそのお手伝いが出来ますように。
(なお実際にはダイバーシティに取り組んでおいでの日本企業様からのご相談も承っています)
"耳が聞こえなくても「聞こえる」ことばであり、目が見えなくても「見える」ことば、それが『優しさ』というもの。"(マーク・トウェイン )
"希望とは、物事がそうであるから持つものではなく、物事がそうであるにもかかわらず、持つ精神なのです。"(ミヒャエル・エンデ)
さあ、来期も頑張ろう。
今後とも宜しくお願いします。