2019年10月15日

適職探しの難しさ

私は元々人材紹介を始める前もキャリアに関する相談を受けることは多かったのですが、その時は定型発達の方が大多数でした。
今は人材紹介の方でもキャリアコンサルティングの方でも発達障害のある方を主な対象としています。

しみじみと感じるのが、発達障害のある方の適職探しの難しさです。
世の中では「発達障害は凸凹がある分、得意なところは飛びぬけている」と思われているように感じるのですが、なかなか「飛びぬけて」までは難しいことも多く、それ以前に何が得意なのか得意なものに出会えていないケースが多いです。苦手なものがはっきりしていることは多いのですが。
その結果、合わない仕事で転職を重ねることになったり、心身の調子を崩して二次障害を起こしてしまい、ますますその後のキャリアプランが描きにくくなったりします。

これに対して、定型発達の方のキャリア相談を受けていると、定型の方というのは「とりあえず担当した仕事がそこそこ出来るようになり、それをスキル・経験としてその後につなげていく」というパターンが多かったように思います。
凸凹が小さいということは、ある程度何でも出来るということになるのかもしれません。

何か突き詰めた芸術家や技術者、研究者等になるならともかく、会社員として組織で働くのには、やはり発達障害のある方の適職探しは定型発達の方より難しいと感じています。
反面、確かに発達障害のある方で適職にめぐりあった方を見ているとその分野に関してはとても努力家です。なんとなくで済ませず積み重ねが出来るのは強味でしょう。
posted by MO at 10:07| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする