2019年06月29日

今期を振り返って

当社は6月決算の会社です。設立は昨年7月。つまり、初の決算を迎えました。

決算業務は今からですが、細かい数字はさておきとして、大赤字です。これは頭が痛いです。
あくまでビジネスなので、それなりに利益が出てくれないと続けられません。来期はしっかりと利益をあげられるように頑張っていきたいと思っています。

反面、手ごたえは感じます。当社のようなサービスを必要としている人はいるものだな、と。今期はそう感じながらもなかなか手が回らなかった部分も多いので、来期はもっと広く求人側も求職側もお手伝いが出来るようになりたいです。

今期、いろいろな企業にお邪魔して障害者雇用のお話をさせていただきました。
当社でご紹介している人材は主に発達障害の方々なので、お話は発達障害(者)についてということになりますが、思うのは、やはり発達障害というのは分かりにくい障害だなということです。見えないですし、イメージしにくいですよね。これが車椅子が必要な障害ということであればイメージも湧きやすいのでしょうけれど。
逆にいくつもの勉強会の参加や障害者雇用の見学もさせていただき、それまで考えてもいなかった問題や工夫を知ったりもしました。なかなか分からないものです。

障害者雇用は(一般の雇用でも同じですが)雇用がゴールではなく、そこからが本番だと思います。ですから、雇用してからの工夫も大事だと思いますけれど、そのギャップが出来るだけ小さく済むように、当社としても直接の人材紹介の部分だけではなく、事前のお手伝いや雇用後のサポートに力を入れていきたいと思っています。
あと、発達障害に関する情報発信をしていきたいとずっと思っていたので、来期こそはこれにも手をつけたいです。

ところで当社の「優希」という社名、外資系企業をターゲットにしているにしては格好が悪い、もっとカタカナの、外人にも分かりやすい名前にしたら?と言われたこともありますが、私は「優」も「希」も、とても好きな漢字です。何かと生きにくい世の中ですが、優しさや希望というものを大事にして、多くの人が生きやすい幸せな社会になりますように。当社にそのお手伝いが出来ますように。
(なお実際にはダイバーシティに取り組んでおいでの日本企業様からのご相談も承っています)

"耳が聞こえなくても「聞こえる」ことばであり、目が見えなくても「見える」ことば、それが『優しさ』というもの。"(マーク・トウェイン )
"希望とは、物事がそうであるから持つものではなく、物事がそうであるにもかかわらず、持つ精神なのです。"(ミヒャエル・エンデ)


さあ、来期も頑張ろう。
今後とも宜しくお願いします。
posted by MO at 16:24| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月26日

仕事が先か人が先か

今日は、都内(西の方)の特例子会社の見学に行ってきました。ある就労移行支援事業所様の主催での障害者雇用の勉強会です。

うわー、充実していました。
最初にちょっと障害者雇用の全体像の説明があった後、実際に勤務している社内を見せていただきました。社内メールセンター、お掃除部門、OA部門、更には外部からのお客様と直接接する部門まで…。
案内して下さった部長さんが、働いている人(3桁の単位です)に名前で呼びかけていました。部長というお立場で一人一人を把握しているのは凄いと思います。
お客さんを引き連れた部長に「〇〇さん、頑張ってるって聞いてるよ」なんて言われれば、言われた方も嬉しいですよね。言われた人もニコニコしていました。

そして、特例子会社にありがちな「とにかく出勤してくれればあとは座っててくれればいいから」ではなく、忙しそうにそれぞれ働いている様子、真剣に業務をしている様子が伝わってきました。
見学の後の社長のお話に出てきたのですが、「戦力になる」障害者雇用を考えてそれを実践しているとのこと。
これって当然のようでありながら、やはり実際にはなかなか難しいことだと思います。

そして、採用のときに大事なのは、とこの社長がおっしゃったこと。
「なんとなく良さそうな人を採って、それからどこかに割り振ろうというのはなかなかうまく行きません。それより、今こういう仕事がある、この仕事が出来る人を採ろう、という順番の方がうまくいくものです」

これ、まさに当社が外資系企業をメインのクライアントとさせていただいている理由です。
外資系企業はまず仕事があって、それが出来る人というのを採用するのですよね。だから逆にいえば、それさえ出来るのならあとの部分は多少苦手でも構わないよ、というような。
日本企業はそういう部分はやはり考え方が違うんじゃないかと思っていたのですが、こうやって三桁の社員を雇用している特例子会社で、仕事ありきの考え方をしておられるということは、予想外でした。
私にも「日本企業はそういうふうには考えない」という思い込みがあったようです。
posted by MO at 14:45| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月22日

「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展

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日本・オーストリア外交樹立150周年記念
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道

を見てきました。
これの開催は六本木の国立新美術館。六本木の賑わいの中、ちょっと静かな空間です。
なお、この美術館は障害者手帳があると付き添い1名の方も含め無料になるので、手帳をお持ちの方にはお財布に優しい美術館です。

閉館までの1時間半では全然時間が足りませんでした。2時間は見ておくと良かったかな。
それでも金曜の夜だというのに比較的空いていて、見やすくて良かったです。作品もとても充実していました。

帰りに入った美術館近くのお店の「ちょっと甘めのレモンサワー」がとても美味しかったです。
私は普段甘いドリンクもサワーもあまり飲みません。これはお店の人に勧められたからしょうがなく、みたいな感じで頼んだのに、とても美味しかったです。思わず、中に入っていた「丸ごと1個分のレモン」も完食してしまいました。
posted by MO at 11:49| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

一口にSEと言っても

当社顧問の精神科医の橋本先生とお会いしたときに、「今、SEの求人案件は結構あるんです」という話をしました。私が「SEって結構コミュニケーション能力が必要だと思うんですけど、発達障害のある人に適性どうなんでしょう?」と聞いてみると、先生は「SEといってもいろいろですけどね。社内でやりとりをするSEであればいいと思いますよ。成功例、しかもとてもうまくいった例も知っています。でも、社外向けのSEとなると、これはまた難しいかもしれませんね」とのこと。
なるほど、と思いました。
社内で確認もしやすく、方向性も読みやすいのであれば、技術には問題ないのなら、順調に進むわけですね。
それに対して、外部のクライアントと、諸般の状況を勘案しながら、言われない部分も汲み取りながら進めるという作業は難しいのかもしれませんね。
社内SEと社外SEという観点では考えたことがなかったので、とても勉強になりました。
posted by MO at 20:13| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月18日

正論と空気を読む

最近話題になっている商店街の正論おじさん。

最初に記事を読んだときにはなんて意固地で乱暴なお年寄りかと思ったのですが、よくよく読んでみると、もともとは点字ブロックの上に置いてある障害物の撤去を求めたとか、警察に対処を頼んだとか、ごく真っ当なことをしていたようです。
確かにその後エスカレートしてきたようで、数センチの敷地からのはみ出しも怒鳴るだの、お店に居合わせたお客さんにまで説教するなど、行き過ぎた行動もあるようなのですが……。

これは極端な行動かもしれませんが、正論を言っているのに受け入れられなくてこじれてしまう、は「発達障害あるある」の一つかもしれません。

昨夜、企業で働いている人で障害者の部下がいるという人と飲んで来ました。
飲みの席の話なのであまり立ち入ったことは聞いていませんが、やはり「正しいことを言っているのに、周りから浮いてしまう」と心配されていました。

だからといって正しいことを曲げろというのも変な話ですし……。
誰しもが清濁併せ吞むというものでもないでしょうし……。
言い方やタイミングも大事、ということになるのでしょうけれど。いわゆる「空気を読む」でしょうか。
でも、正しいことはどう言ったところで正しい、という考え方もありますよね。

その方は、「言い方は自分が考えて適切な形で伝えるから、気になることがあったら自分に言ってくるように」と部下の方には伝えたそうです。
それも一つの方法だと思います。
posted by MO at 12:24| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする